「なんだか勉強のやる気が出ない」「家だと他のことに気が散って集中できない」など、勉強のやる気が起こらないことに悩んでいる学生が多いのではないでしょうか。
勉強のやる気を引き出す方法は様々ですが、その中の一つに勉強する場所を変える方法があります。
そこで今回は、勉強する場所を変えることでなぜやる気が引き出されるのか、2つの理論に基づいて解説するとともに、勉強できるおすすめの場所を4つご紹介いたします。
勉強のやる気アップは場所を変えることが大切
先に結論を言うと、勉強のやる気を引き出すためには場所を変えることがとても重要です。
なぜなら、私たちは学習環境を変えることで物理的にやる気を引き出すことができるので、「学校に行けば勉強する」「勉強机を片付ければ集中できる」のように、気持ちを簡単に切り替えることができるからです。
ここからは、勉強のやる気を引き出す3つの関係性と勉強する場所による理論を参考に、なぜ勉強する場所を変えると学習効率がアップするのかについて解説していきます。
3つの関係性が勉強のやる気を引き出す
周囲からの影響と学習の関係は「社会的認知理論」と呼ばれる学習理論で説明されており、この理論では「環境」「自分の認知」「自分の行動」の3つによって変化が起こると考えられています。
この理論でいう「環境」は勉強する場所だけではなく、例えばクラスメイトや先生からのアドバイスをあげることができます。
友達と一緒に勉強する、あるいは勉強する専用の環境で勉強するなどで学習環境を変えることで、勉強の仕方を変える「自分の認知」「自分の行動」につながります。
「環境」「自分の認知」「自分の行動」は等しく関わり合っているわけではありませんが、この3つの関係を見ると学習環境が、自分の認知や行動に影響することが簡単に想像できます。
勉強する場所を変えることで学習効率をアップできる
「モデリング理論」と呼ばれる理論では、勉強する場所を変えることで勉強の効率をあげることができると考えます。
例えば、家で勉強する場合勉強机の上が散らかっていると集中できない人は、机の上を片付けてから勉強する方が多いです。
このように勉強する時の環境を整えることで、学習効率をアップさせて勉強のやる気を引き出すことができます。
これは、物理的に勉強する場所を変えることで、自分の考え方や気分に影響を与えることができるからです。
家以外で勉強する場合は、カフェや学習室など「勉強するための場所」で勉強することで、スイッチを切り替えて勉強のやる気を簡単に引き出すことができるようになります。
勉強のやる気につながるおすすめの場所は?
勉強のやる気を引き出して学習効率をアップさせるためには、勉強する場所を変えることが大切です。
では、どこで勉強すればいいのでしょうか?
ここからは身近で勉強できるおすすめの場所を4つご紹介いたします。
1.喫茶店・カフェ
行きつけの喫茶店やカフェの他に、最近ではファーストフード店でも勉強している人を多く見かけるようになりました。
喫茶店やカフェ、ファーストフード店は、ランチやディナータイムの混雑時を避ければ静かな環境なので、集中して勉強に取り組むことができます。
場所代として支払うのはドリンク1杯分程度の料金だけなので、1回勉強するごとに100〜300円程度しか費用がかからないことから、コスパも良いというメリットもあります。
店舗によっては無料Wi-Fiや電源を用意していることも増えてきているので、パソコンやタブレット・スマートフォンを気兼ねなく利用することも可能です。
2.学習室
有料の学習室は、利用者全員が勉強するために訪れる場所なので、自然と集中して勉強することができます。
学習室の多くが駅から近い場所に店舗を構えているので、アクセスしやすい他に、ドリンクやお菓子、充電器など無料でレンタルできる備品やアメニティが充実していることも多いです。
店舗によって料金体系が異なりますが、1回ごとに現金で支払いを行う場合もあれば、月極会員となって毎月利用料を支払う場合もあります。
3.コワーキングスペース
学習室が勉強のために利用できるスペースだとすると、コワーキングスペースは勉強の他にフリーランスなど在宅ワークの人たちが仕事をするための場として利用することができる場所です。
近年フリーランス人口が増加していることもあり、全国各地にコワーキングスペースが増えつつあります。
コワーキングスペースと学習室の料金はほぼ同じということも多いですが、コワーキングスペースは店舗によって交流会や講演会などのイベントの開催など、他の利用者と交流しやすい場所です。
4.図書館
無料で利用できる勉強できる場所でおすすめなのが、図書館の学習スペースです。
しかし最近では「自習目的の利用はお断り」としている図書館が増えてきており、勉強するために数時間集中して居られる図書館は限られてしまいます。
各市区町村の大きな図書館であれば学習スペースを用意していることが多いので、市区町村のホームページを確認してみましょう。
家以外で勉強できる場所を利用するデメリットと対策
ここまで勉強する場所を変えることで、簡単にやる気を引き出して学習効率をアップさせることができることをお話ししてきました。
しかしこのようなメリットの他に、勉強する場所を変えて家以外で勉強することにはデメリットがあります。
- 人が動くことが気になる
- 騒音が気になる
- 席を離れる際に貴重品を持ち歩かないといけない
人が店舗などを出入りする時に人の動きが気になる場合は、一番端の人が通りにくい場所で勉強するようにしてみましょう。
ザワザワとした騒音が気になる場合は、耳栓やイヤーマフを利用したり、好きな音楽を聞いて騒音を聞こえにくくする方法があります。
最後にトイレの際は席から離れることになるので、財布やスマートフォンなど貴重品を持ち歩く必要があります。
そのため机の上に一気に出さずに、できるだけコンパクトに荷物をまとめるようにして、トイレなどの際にスムーズに貴重品を持ち歩けるようにカバンを2個持ち歩くようにしましょう。
まとめ
「勉強のやる気が出ない」「家だと他のことに気が散って集中できない」と悩む方が多いですが、勉強する場所を整えることで勉強のやる気を引き出して学習効率をアップさせることができます。
私たちの身近で利用できるおすすめの勉強できる場所は、「喫茶店やカフェ」「学習室」「コワーキングスペース」「図書館」の4つです。
これら4つは手頃な値段や無料で利用できるものから、ある程度まとまった費用が必要になる場所など様々なので、自分が利用しやすい勉強できる場所を探してみましょう。