テスト前に勉強しないといけないのに、勉強のやる気が出ないと焦っている方は、「なぜやる気が出ないのか」「やる気が出ない時の対処法」この2点を知っておくことで解決することができます。
そこで今回は、具体的になぜ勉強のやる気が出ないのか、その原因と対処法。さらに全く勉強のやる気が出ない方に向けて3つの対処法を解説していきます。
勉強のやる気が出ないのはなぜ?原因とは
勉強のやる気が出ない原因は様々ですが、理由となる原因は主に4つです。
- 1,勉強する科目と時間帯があっていない
- 2,十分な睡眠を取れていない
- 3,自分のキャパシティを超える学習量と難易度を勉強している
- 4,勉強のやる気が出ないことを責めてしまう
ここからは勉強のやる気が出ない原因を4つ解説していきます。
1.勉強する科目と時間帯があっていない
| 朝 | 昼 | 夜 | |
|---|---|---|---|
| 科目 | 数学・理科など理系科目 | 国語や英語・社会など思考力重視系 | 英単語や古文単語・歴史用語など暗記系 |
勉強のやる気が出ない原因は、勉強する科目と時間帯があっていないことが原因の一つです。
私たちの脳は時間帯によってパフォーマンスが異なるので、脳科学的に勉強を行うことで効率よくやる気を引き出すことができるようになります。
朝の時間帯は、十分な睡眠をとって脳がリフレッシュする時間帯なので、1日の内で最も勉強のやる気が起こりやすいゴールデンタイムです。
しっかりと朝食をとり、軽くストレッチなどの運動をして脳を覚醒させてから、簡単な復習やテキストの見直しを始めてウォーミングアップをしてみましょう。
ある程度脳が起きてきたら、数学や理科など思考力やひらめきが求められる理系科目に取り組みます。
昼の時間帯は、朝ほど脳が活発ではない他に、昼食後に血糖値が上昇してインスリンが分泌されることで下がる影響で眠気が襲ってきます。
この眠気を我慢するのではなく、あえて10〜15分程度の仮眠を挟んで脳を休ませることで脳のコンディションを整えます。
昼からの勉強におすすめの科目は、仮眠によって脳がリセットされていることから持久力と思考力が必要な、国語や英語・社会がおすすめです。
夜の時間帯は1日の疲れがピークに達する時間帯なので、朝と昼の時間帯に比べて脳を使わない暗記系の勉強がおすすめです。
英単語や古文単語・歴史用語の暗記に重点を置き、就寝ギリギリまで勉強するのではなく、余裕のある学習スケジュールを考えるようにしましょう。
2. 十分な睡眠時間を取れていない
学校や部活・塾が終わり、テスト前の勉強に最適な時間帯である夜は、ついつい睡眠時間を削って勉強をしてしまいます。
しかし、なかなか集中力が上がらないと感じる方が多いでしょう。
夜の時間帯は先ほどお話ししたように脳の疲労がピークに達する時間帯なので、脳を十分に休ませるために睡眠時間の確保を優先した方がいいでしょう。
東京大学の資料によると、心の健康を整えるためにも「8.5時間(またはそれ以上)」としています。
【参照】思春期の子どもは夜何時間眠ったら良いか?〜精神保健の観点から〜|東京大学
思春期は心と体を育むために必要な様々なバランスを整えるために十分な睡眠が必要な時期なので、勉強のパフォーマンスを高めるためにも睡眠時間を優先するようにしましょう。
3. 自分のキャパシティを超える学習量や難易度を勉強している
勉強のやる気が出ない原因の一つとして、自分のキャパシティを超える学習量や難易度に挑戦していることが挙げられます。
例えば初心者なのにいきなりベテランの上級者向けに挑戦しても全く理解できないように、学習においても順を追って学んでいくことで理解力を高めることができます。
また1日にできる学習量には個人差があるので、自分のスケジュールやキャパシティを冷静に把握して、適切な学習スケジュールを考えるようにしましょう。
4.勉強のやる気が出ないことを責めてしまう
勉強のやる気が出ずに勉強しなかった日や、スケジュール通りに勉強できなかったときは自分を責める方が多いと思います。
しかし自分を責めても過去を変えることはできない他に、勉強に対するモチベーションを下げる原因になってしまいます。
「勉強できなかった」という結果を責めるのをやめて、「どうすればやる気を出すことができるのだろう」と考えるようにしてみましょう。
勉強のやる気が出ないときの3つの対処法
ここまで勉強のやる気が出ない原因と簡単な対処法を一緒に解説してきましたが、それでもテスト前に勉強のやる気が出ない方は、より対処が必要になります。
- 目標を設定する
- 家ではない学習環境を見つける
- 集中力が切れないようにする
ここからは、これら3つの勉強のやる気が出ない時の対処法について解説していきます。
1.目標を設定する
勉強に限らず、やる気を維持して取り組むためには「何のために勉強するのか」というゴールを明確にする必要があります。
自分が決めたゴールに対して、そのゴールに辿り着くためには何をする必要があるのかを考えることで、自分に適した学習スケジュールを立てることができるようになります。
また目標達成のためにモチベーションを維持するためには、自分の成長を可視化して目で見てわかるようにすると良いでしょう。
答え合わせを行い、正解していれば丸をつけたり、勉強の進捗状況をノートにまとめたり、学校のテスト結果をグラフ化するなど、結果をわかりやすく把握できるようにします。
2.家ではない学習環境を見つける
適切な学習環境は、あなたの勉強に対するやる気を高めるために必要です。
家だとスマートフォンやゲームなど誘惑が多く、つい勉強のやる気が出ない原因になってしまいますが、学習室やカフェなど環境を変えることで誘惑を断ち切ることができます。
また「勉強する場所」と自分でその場所に行く意味を見出すことで、気持ちを切り替えて勉強に取り組むことができます。
学習環境を変えることで騒音に悩まされることがありますが、この場合は耳栓や好きな音楽をイヤホンで聞くなどして対処するようにしましょう。
3.集中力が切れないようにする
人の集中力は「15・45・90分の法則」が存在しており、深い集中力は15分程度しか持ちません。
学習に必要な集中力は子供で45分間と言われており、この集中力を持続できる時間に効率よく勉強するためには、集中力が切れる原因を排除するようにしましょう。
例えば通知が鳴るスマートフォンや、散らかった学習机や勉強部屋、視界に入るところに置かれた漫画やゲームなどです。
スマートフォンの電源を切る、机や部屋を片付ける、視界に入るところに漫画やゲームを置かないようにすることで、勉強に集中して取り組むことができるようになります。
まとめ
勉強のやる気が出ないのは、今回ご紹介したような様々な原因が存在しています。
勉強のやる気が出ないのを悲観する前に、勉強のやる気が出ない原因を一つずつ解決していくことで、テスト前の勉強のモチベーションアップや維持ができるようになります。
今回ご紹介した勉強のやる気が出ない時の対処法は、今日から早速取り組むことができるものばかりなので、ぜひ試してみましょう。