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なかなか勉強が始められない!パッと取りかかるために決めておくこと

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勉強しなきゃいけないのは分かっているけれど、最初に手をつけるまでに時間がかかってしまう。やり始めれば継続できるのに、参考書やノートに手をつけるまでが大変!
そんな人が勉強にパッと取りかかるために、あらかじめ決めておくルールについてご紹介します。
なかなか勉強が始められないときに、ぜひ試してみましょう!

なかなか勉強が始められない人が見直すべきこと

勉強が手につかない、机に向かう気にならないという人は、最初に見直すべきことを確かめておきましょう。
なぜ勉強をするのか?なかなか勉強を始められない理由を理解すると、考え方が変わるかもしれません。

勉強をする目的を明確にする

「勉強をするのは受験に合格して、志望校に入りたいから」「親の期待に応えたいから」など、人によって勉強する目的は異なります。
ですが、もっと明確な目的があった方が、勉強に対して前向きになれるでしょう。
たとえば「志望校に入学したい」よりも、「志望校に入って○○がしたい」など、具体的な未来を想像してみてください。
両親を喜ばせるのも素敵な理由ですが、もっと自分中心に考えたって大丈夫です。
「成績が上がると自信がつく」「将来は選べる職業が増えるようにしておきたい」など、自分が喜ぶ理由を見つけてみましょう。
学力が上がることで思い描ける姿が想像しやすくなると、勉強への姿勢が大きく変わります。

長い時間をかけて勉強しようとしない

勉強を始めたら3時間は継続しなきゃいけない。こんなルールを作ってしまうと、なかなか手がつけられなくなってしまいます。
「手をつけても10分だけ」と決めた方が、今すぐにでも勉強を始められるでしょう。
まとまった勉強時間は必要なものの、「とりあえず○分だけ」と決めてしまうのもおすすめです。数分だけのつもりが、一度手をつけてしまうと意外と長時間勉強に集中してしまうこともよくあります。
どうしても集中できなかったら、10分だけやって休憩すればいい。そんな軽い気持ちで始めた方が、手をつけやすくなります。

パッと勉強を始めるためのルール3つ

具体的に、パッと勉強を始めるためのルール3つをご紹介します。
いくつか試して自分にあうスタイルを決めてもいいですし、自分で新たなルールを作ってみても構いません。

勉強を始める時間を決める

「毎日○時になったら勉強を始める」と決め、その時間になったら何をしていても、嫌でも勉強を始めるようにしましょう。
やる気がなくても机に向かい、ペンを持ち、ページをめくる動作を始めるようにします。
毎日繰り返し続けると、時間になっても勉強をしないことに不安になってしまいます。歯磨き習慣と同じように、やらないと気持ちが悪いという状態を作り出してしまう方法です。

勉強が終わるまでスマホの電源を入れない

ついついスマホを触ってしまって勉強にとりかかれないのなら、スマホの電源を切って、勉強が終わるまで使えないというルールにしてしまいましょう。
帰宅したらスマホの電源を切り、勉強が終わるまでは絶対に電源を入れない。早くスマホを見たいからと、勉強を先延ばしせずに早めにとりかかるようになります。
ルールを破った日には罪悪感から長時間スマホを触れなくなり、勉強が気になってしょうがなくなってしまいます。
スマホに依存しがちという人こそ、試してみてくださいね。

1週間の勉強計画をたてる

毎日何をするのか、1週間分の予定を大まかに決めてしまいます。計画といっても綿密なものではなく、ざっくりとしたもので構いません。
それを壁に貼るか机に置くなどして、常に見えるようにしておきましょう。
計画を立てたことに対し、まだ終わっていないとなんだか気持ちがスッキリしないもの。早く終わらせたくなり、勉強に手をつけやすくなります。
計画通り終わったら、赤いペンでチェックをつけ、計画が完了したことを認識させます。
やり遂げた達成感が快感になり、次の日も計画通り勉強を始めたくなってしまうでしょう。

どうしても勉強が手につかなかったら?

勉強する目的を明確にし、ルールを決めてみたけれど、どうしても勉強が手につかない!
そんな人は環境ややり方を変えることも始めてみてください。
図書館などの別の場所に移動する、友達と一緒に勉強をするなど、今までとは違う方法を試してみるのも有効です。
または塾や家庭教師を利用し、より勉強しやすい環境に身をおくという方法もあります。
勉強がなかなか手につかないのは、多くの人が抱えている悩みです。自分に問題があると深く考えすぎず、自分にあった方法を見つかるよう、前向きに取り組んでいきましょう!

まとめ

勉強がなかなか手につかないけれど、このままではダメだとあせる必要はありません。
勉強を始めるきっかけをつかみ、うまく習慣にしてしまえば、それほど悩まずに勉強を継続できるようにもなります。
悩まずパッと勉強に取りかかれるよう、まずはルールを楽しみながら試してみてくださいね。