
自分に自信がない人はあなただけではありません。
学生だけではなく、社会で活躍する大人の多くがあなたと同じく自分に自信がないと悩んでいます。
では、どうすれば自信を持つことができるのでしょうか?
今回は自信がない人の3つの原因と、5つの自信を持つ方法を詳しく解説していきます。
どうして自信がないのか?自信が持てない3つの原因は?
自分に自信がない人の共通点は、以下の3点です。
- 自分を受け入れられていない
- 頑張りすぎている
- 実績がない
ここからは、なぜ上記の3つの原因が自信がない人に共通するのかについて解説していきます。
1.自分を受け入れられていない
私たちは「外側の自分」と誰かを比べてしまうことが多いです。
例えば、「自分には〇〇がないけど、あの人には〇〇がある」というように、自分の外側の部分と誰かを比べてしまい、自信が持てなくなることがあります。
自信がないという人は、このように外側の自分と誰かを比べることで自分を好きになれなくなることによって、心から「自分なら上手くやれる」という自信を持つことができません。
2.頑張りすぎている
頑張っている人は、他の人から見るとキラキラ輝いて見えることが多いです。
勉強ができて成績がいい、友人も多いという人ほど、実は自分に自信がないと悩んでいる人が多いのです。
なぜなら、「環境に適応できている=自信がある」という図式が成立するほど、自分に自信を持つことは簡単なことではないからです。
また、頑張りすぎることで精神的な余裕を失ってしまいやすくなります。
精神的な余裕を失えば、冷静な判断ができなくなるので内側の自分を受け入れることができなくなります。
3.実績がない
頑張って努力をすれば、必ずしも良い成果を伴うわけではありません。
なぜなら努力の方向性ややり方が違えば、良い結果を伴うことができないので、「こんなに頑張っているのに結果がついてこない」「こんな自分はダメなやつ」と自信を失うことがあります。
苦しい努力を経て、十分な結果を伴い、これらと共にあなたが自信を持つのに必要な実績になれば、あなたはその実績を基に「これができたから、これもできるはず」と自分に自信を持つことができるでしょう。
自分はできる!5つの自信をつける方法
「自分はできる」
このような自信があれば、どんな行動も前向きな姿勢で取り組むことができると考えられますが、なかなか自分に自信を持つことが難しい。
では、どうすれば自分に自信を持つことができるのでしょうか?
ここからは、今日から取り組める自分に自信を持つ方法を5つ詳しく解説していきます。
1.自分の二重構造に気づく
「自分」という存在には、「表の自分」と「裏の自分」の2つが存在しています。
この言葉だけを聞くと、「表の自分」を自分のプラスの部分、「裏の自分」を自分のマイナスな部分だと勘違いする方が多いですが、必ずしもそうではありません。
表の自分をわかりやすく説明すると、「自分の心」と表現することができ、裏とは「心の自分のさらに奥に存在している自分」と表現できます。
「表の自分」は自分の心なので、心は些細なことで揺らぎます。
嫌なことがあれば動揺して、1人で考えことをすると不安になるなど、表の自分はとても不安定で感情的なので、なかなか表の自分を好きになることができません。
一方で「裏の自分」は、表の自分とは打って変わってとても冷静で聡明です。
冷静に物事を判断して、論理的に物事を考えることができるので、どこか頼り甲斐がある自分です。
この「裏の自分」を見つけ出すことができれば、自分の二重構造に気づくことができるので、「自分には表の自分にはない良いところがある」と自信を持つことができるようになります。
2.強く信じる宗教性を身につける
私たちは自分行動が正しいかそうではないを、「論理」と「宗教心」の2つで判断しています。
宗教と聞くと苦手意識を持つ方が多いと思いますが、ここではあなたが想像している宗教ではなく、理屈どうこうではなく「直感で自分を信じられる」という意味です。
一方で、論理に自分の行動が正しかったかどうかを判断するときは、「自分は〇〇だから、このように行動する」というように理屈を並べて自分を納得させるようにします。
しかし世の中の出来事は理屈で判断できないことも多く、複雑なことであれば特に宗教性が重要になります。
宗教性で重要な「信じる」ということは、論理を超えた行いなので、「〇〇だから」という理由づけを行いません。
自分の行動が良い結果に出るか、それとも悪い結果に出るかは別にして、自分を直感で信じることができれば、それが次第に自分の自信につながります。
3.行動する
先ほどお話ししたように、多くの人は論理的に物事を考えて行動します。
なぜなら先ほど重要とお話しした宗教性の高い直感で行動すれば、きっと失敗してしまうと失敗を恐れてしまうからです。
論理的に考えれば、頭の中で十分な時間をかけて冷静に物事を判断できますが、論理的に考えて不可能であれば行動することなくその考えは終わりを迎えます。
しかし行動しなければ結果が伴わないので、「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、理由はどうであれまずは行動することが大切です。
この「直感で行動する」という行為は、自分を信じているからこそできることなので、「自分を信じて行動できた」という自信を持つことができるようになります。
4.自分のキャパシティを超える行動をしない
先ほど行動することが大切だとお話ししましたが、行動するときには自分のキャパシティを超える行動をしてはいけません。
キャパシティ(capacity)は施設の収容人数やトラックの最大積載量など物理的なことに使用される言葉ですが、最近では個人の「許容範囲」としても使用される言葉です。
キャパシティーオーバー(キャパオーバー)は能力不足や、自分の能力に対して勉強量が多すぎる、精神的な余裕の不足などが原因で起こりますが、キャパシティオーバーを起こす人ほど、責任感が強くて完璧主義者の方が多いです。
先ほど自分の直感で行動しましょうとお話ししましたが、全てを直感で行動するのではなく、「自分はどこまでできるのだろう?」と冷静に考えてキャパシティを超えないように行動することで挫折することを避けることができます。
挫折は自信を大きく損なう原因になるので、挫折という結果を避けることも自信を持つ方法の1つです。
5.実績を作る
最後のステップでは、良い結果を残して実績を作ります。
直感で行動すれば、何度か失敗することもあるでしょう。
しかしその失敗はゼロやマイナスになることはなく、あなたの中で経験として確実にプラスになります。
経験が増えれば、直感で〇〇がしたいとなった時に、論理的に考えて実現可能かどうかを考えることができる、2つの自分で物事を判断できるようになるので、より具体的な行動計画を立てることができるようになります。
この行動計画を基に行動すれば、良い結果を伴う確率が高くなります。
直感と論理的な思考で行動して良い結果が伴った場合、それはあなたの実績になります。
実績とは実際の功績や成果のことで、この実績を基に「自分でできた」という達成感と、「これができたからこれができるはず」という自信につながります。
実績を複数得ることができれば、様々なことに対してあなたは自分に自信を持って行動できるようになるでしょう。
まとめ
自分に自信がない人は、「本当の自分を受け入れられていない」「頑張りすぎている」「実績がない」という3つの原因があります。
そのため、自分に自信を持つ方法では以下の5つを試してみましょう。
- 自分の二重構造の気づく
- 強く信じる宗教性を身につける
- 行動する
- 行動する時は自分のキャパシティを超えない
- 実績を作る
私たちはある程度論理的に物事を判断してから行動しますが、その論理的思考に直感を加えることで、自分を信じて行動できるようになります。