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授業の復習が重要な理由は?効率的なやり方4つ

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予習・復習が大切とこれまで繰り返しお話ししてきましたが、なぜ大切なのかわからないという方が多いのではないでしょうか。

先に結論を言うと、復習は授業で取り入れた情報を自分が立てたスケジュール通りに取り出すことができる唯一の方法なので、とても重要です。

繰り返し回数を重ねて授業の復習を行うことで、取り入れた情報はあなたの中にしっかりと定着していきます。

定着した知識は自由に取り出すことができるようになるので、テストの回答欄を埋めることができるようになります。

そこで今回は復習が重要な理由と、復習の効果的なやり方を詳しく解説していきます。

授業の復習が重要な理由

授業で情報を取り入れることができる一方で、なかなか情報を取り出して表現することができません。

そのため復習を行うことで取り入れた情報を取り出してより理解度を深めることができます。

このインプットとアウトプットはとても重要で、効率的に復習するために欠かせません。

そこでここからは、授業の復習におけるインプットとアウトプットの重要性についてお話ししていきます。

インプットとアウトプットの重要性

授業で得た情報をしっかり自分の中に定着させるためには、復習がとても大切です。

なぜなら復習を行うことで、インプットとアウトプットを行うことができるからです。

授業のインプットとは「頭になかったものを外から取り入れること」、アウトプットとは「頭の中にあるものを外に向けて表現すること」と定義することができます。

授業で知識をインプットすることで、テストで情報を取り出して回答欄を埋めることができるので、インプット無しではどんな簡単な問題も解くことはできません。

インプットは授業を聞く、黒板を写す、教科書を読むなどで行うことができますが、アウトプットはどうでしょうか?

テストを受ける、復習するなどでアウトプットを行うことができますが、インプットに比べてアウトプットを行う機会が少ないことに気づいた方が多いと思います。

授業でインプットした情報をその日のうちにアウトプットする唯一の方法が、自宅などでの復習です。

ただ学校で授業を受けているだけでは、インプットとアウトプットのバランスが悪いので、なかなか取り入れた情報が定着しません。

しかし授業の復習を行うことで、インプットに対して適切なアウトプットができる場を自由に設けることができるので、それぞれのバランスが良くなります。

復習は自分の都合でアウトプットができる唯一の方法

アウトプットは復習の他にテストを受けることで行うことができますが、テストは実施期間が決まっているので、自分のタイミングで受けることができません。

一方で復習は自分の都合で行うことができる唯一のアウトプット法なので、やって損はありません。

しかし復習する学習量が多すぎて終わらない、復習が追いつかないと悩んでいる方は、復習したくてもなかなか重い腰が上がらないのではないでしょうか。

そのための復習のやり方を、次の項目で解説していきます。

復習が終わらない!追いつかない!4つの対策や詳しいやり方

復習は授業でインプットした情報をアウトプットすることができるので、とても重要なことだとここまででお話ししてきました。

しかし復習は1科目だけをやればいいというわけではないので、限られた時間の中で復習が終わらない・追いつかないと悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

復習にはやり方があるので、ここからご紹介する復習のやり方を参考にアレンジして自分に合うやり方に変えることで、復習を効率的に行うことができます。

1.スケジュールを立てて復習する

復習は今日受けた授業をアウトプットするのに最適ですが、今日1日であなたがどれだけの授業を受けたのかによって予習に裂ける時間はあまり多くなくなります。

苦手な1科目だけであれば、十分な時間復習することができますが、今日受けた授業の全ての科目の復習をしようと考えると、膨大な時間が必要になってします。

そのため復習のスケジュールを立てて、1日に復習できる時間を決めて復習するようにすることで、終わりが見えるので「復習が終わらない」ということに悩まなくてよくなります。

2.優先的にやるべきことを復習する

これまで受けた授業の復習を今日から始めるとなると、それはとても大変な作業となります。

そのため、「復習が追いつかない」と悩んでしまうようになるため、自分が理解できていないことを優先して復習するようにしましょう。

授業でわからなかったところや、途中でわからなくなったところをメモしておき、理解できない部分を効果的に補強するイメージで復習を行います。

3.インプットできている情報とできていない情報を分別する

復習に時間がかかっていて「復習が終わらない」と悩んでいる方は、すでに取り入れることができている情報と、取り入れられていない情報を同等に扱って勉強してしまっているのが原因です。

授業を最初から受けるイメージで、同じページを再び読み返し情報を取り入れるやり方の場合、復習に膨大な時間が必要になります。

すでに取り入れている情報と、取り入れられていない情報を分別して、今自分に必要な復習は何かを冷静に考える必要があります。

先ほどお話ししたように、授業を受ける中でわからなかったところなどをメモしておくと、インプットできていない情報がすぐにわかります。

何がインプットできていないのかわかる状態にしておき、問題を構成するポイント単位で情報を取り入れることができているか、できていないのかの判断ができるようになりましょう。

自分が何の情報がインプットできていないのかを把握することができれば、不要な情報をインプットせずに済むので、復習時間の短縮になります。

4.情報に触れる回数を増やす

インプットとアウトプットを繰り返すことができる復習は、授業で取り入れた情報を効果的に定着させることができる方法です。

しかし復習にかけている時間が長ければ良いというわけではありません。

時間をかけ過ぎれば他の予定が追い込まれてしまうので、せっかく復習のやる気が出ても、復習を行うことに対して苦手意識を持ってしまいます。

復習を行う時間を短くして、インプットとアウトプットを何度も繰り返し行うことで、インプットした情報に触れる回数を増やすように意識しましょう。

まとめ

授業で情報をインプットすることができますが、アウトプットする機会はとても少ないので、復習することでアウトプットを自分で行い、インプットとアウトプットのバランスをよくすることができます。

授業の復習をするやり方は、以下の5つです。

  • スケジュールを立てて復習する
  • 優先的にすべきことを復習する
  • インプットできている情報とそうではない情報を分別する
  • 情報に触れる回数を増やす

授業の復習できる時間は限られているので、効率的に行うためにも上記の5つの復習のやり方を今日からでも試してみましょう。