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教わり方には上手い・下手がある!テスト勉強を効率化する教わり方が上手い人になる3つのやり方とコツ

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この記事の結論を先に言うと、勉強の教わり方が上手い人は「自分事」として全力で勉強をしているので、多くの情報を吸収して、繰り返し情報を整理することで自分の中に定着させることができます。

しっかりと定着した情報は、テストで問題が出されるたびに放出することができるので、テストで良い結果を得ることができます。

教わり方が上手い人が存在しているということは、教わり方が下手な人も存在しているということです。

そこで今回は、勉強の教わり方が上手い・下手とはどういうことなのか?あなたが教わり方が上手い人になる3つのやり方とコツを詳しく解説していきます。

勉強の教わり方が上手い人・下手な人

授業で先生の話をしっかり聞いていたのに、テストで良い結果が得られなかったという経験をしたことがある方が多いのではないでしょうか。

この経験から「あの先生は教えるのが下手だな」と感じた方が多いと思いますが、教わる側である学生にも“教わり方”をしっかりと身につけておく必要があります。

そこでここからは、教わり方の上手い・下手とはどういうことなのかについて解説していきます。

教わり方の上手い・下手とは?

あなたのクラスに、特別な勉強をしているわけではないのにテストの成績が良い人が1人はいるのではないでしょうか?

このような人は「教わり方が上手い人」なので、授業を1回聞くだけで多くの情報を吸収できることから、テスト勉強を効率良く行うことができます。

教わる側を「スポンジ」、授業で得ることができる情報を「水分」に例えて、水分は1分間しか出ないとします。

吸収力が低いスポンジは1分間に少ししか水分を吸収することができませんが、吸収力が高いスポンジは同じ1分間で多くの水分を吸収することができます。

多く水分を吸収できるスポンジを絞ると、すぐに多くの水分を放出することができます。

このように、教わり方が上手い人は「吸収力が高いスポンジ」なので、多くの情報を吸収してテストで吸収した情報を放出することができまでに、テストで良い点数を取ることができます。

教わり方が上手い人は「自分事」として考えることができる

教わり方が上手な人は、好きな科目・苦手な科目が多少あったとしても、全ての科目で「自分事」として情報を吸収することができます。

一方で教わり方が下手な人は、好きな科目は自分事として情報を吸収することができますが、苦手な科目では自分事として情報を吸収できないので、集中力が続かずに先生の話を最初から最後まで聞いていられないという方が多いです。

なぜ勉強を自分事として認識することが大切なのかというと、私たちの脳は吸収した情報を「超短期保持」「短期保持」「長期保持」の3段階を経て定着させることができるからです。

例えば英単語を何回もカードを見て覚えて口に出して言うことで、英単語という情報を超短期保持、あるいは短期保持化することができます。

さらに吸収した英単語という情報を長期保持化するためには、問題集を自分で解くことでようやく情報を自分の中に定着させて長い期間覚えることができるようになります。

この「超短期保持」「短期保持」「長期保持」の3段階は、自分事として認識している情報に対しては、思い出すたびに頻繁に行われるので、吸収した情報をしっかりと定着させることができます。

テスト勉強を成功させる3つの上手な教わり方とコツ

ここまで教わり方が上手い人は勉強を「自分事」として認識することができるので、集中して情報を吸収して、思い出すたびに何度も繰り返し「超短期保持」「短期保持」「長期保持」の3つを行うことができます。

教わり方が上手いということは、先天的な才能のようなものではなく、この記事を読んでいる今からやり方やコツさえ理解できれば、あなたも教わり方が上手い人になることができます。

そこでここからは、テスト勉強を効率化する上手な教わり方のやり方やコツを3つ解説していきます。

1. 教わりたいという意思を全力で示す

壁に向かって思いっきり全力の力でボールを投げれば同じ力で跳ね返ってくるように、先生にテスト勉強を教わる際はあなたの全力を先生にぶつけるようにすることが1つ目のコツです。

これは、あなたが全力で先生に教わりたいという意思を示すことで、その全力を先生はあなたの実力だと認識して、不足しているところを教えてくれるからです。

全力で教わりたいという意思を持って先生が教えてくれることを聞くことができれば、あなたに足りなくて必要なところをしっかりとブラッシュアップすることができます。

2.自分が再現できるかどうかを重視する

2つ目のコツは、先生から教わったことをあなたが実際に試すことができるのか、再現性を重視することです。

実際にあなたが自分でテスト勉強をするときに、先生から教わったことを役立てることができなければ、教わった意味がありません。

あなたが再現できる情報を先生から教わるためには、あなたは先生に教わる前にある程度何を教わるのかよく考えておく必要があります。

3. 選り好みをして教わらない

3つ目のコツは、自分の考えに合わない内容であったとしても教わることです。

人は今まで考えもしなかった視点からのアドバイスを拒絶してしまいやすいですが、拒絶したいという気持ちを乗り越えて、自分の意見を捨てて情報を吸収するようにします。

例えばあなたは毎月5,000円のお小遣いをもらっていて、毎月3,000円を貯金しようとアドバイスをもらったとき、自由に使えるお金が1ヶ月あたり2,000円しかないと感じて、そのアドバイスを拒絶するのではないでしょうか。

しかし2,000円しか使えないけど、毎月3,000円貯金していけば1年後には36,000円になるので、ハイブランドのアクセサリーや洋服などを購入することができます。

このように、何らかの痛みを乗り越えることで教わったことはようやく役立つので先生から教わる時は情報の選り好みをせず全て吸収するようにしましょう。

まとめ

勉強の教わり方が上手い人は、授業で得た情報の吸収力が高い人のことを言います。

この高い吸収力を持った人は授業を「自分事」と認識しているので、集中して授業を聞くことができ、ふとした瞬間に思い出すたびに「超短期保持」「短期保持」「長期保持」の3つを繰り返し行うことができるので、しっかりと情報を定着させることができます。

定着させた情報はテストで問題が出されるたびに情報が放出されるようになるので、テストで良い結果を出すことができます。

この教わり方が上手い人は先天的な才能のようなもので教わり方が上手いというわけではなく、3つの教わり方のやり方やコツを理解することで、あなたも「教わり方が上手い人」になることができます。

「全力で先生に質問する」「自分が実際に試すことができる情報を得る」「全ての情報を受け入れる」この3つを意識して教わることで、あなたは教わり方が上手い人になることができます。