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勉強のやる気を高めるモチベーション維持方法3選

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「勉強をしなきゃいけないのに、モチベーションが上がらない」「モチベーションが下がる」という方は、勉強のモチベーションを高める方法が間違っているかもしれません。

勉強のモチベーションには2種類あって、そのうち1種類を高めることで継続してモチベーションを高めて維持することができます。

そこで今回は、勉強のやる気を高めるモチベーション維持方法として、モチベーションマネジメントのやり方をご紹介いたします。

勉強のやる気を高めるモチベーション維持方法は?

勉強のやる気を高めるためには、動機付けとなるモチベーションを高める必要があります。

私たちは行動することでやる気を高めることができますが、動機付けは行動する前の段階から高めておくことで、前向きに勉強に取り組むことができます。

ここからはモチベーションの中でも重要な「内発的動機付け」と、モチベーションを高めるモチベーションマネジメントについて解説していきます。

勉強のモチベーションは「内発的動機付け」を高めることが大切

動機付けという意味があるモチベーションには、「内発的動機付け」と「外発的動機付け」の2種類があります。

まず内発的動機付けは、勉強に対して興味を持って取り組むことで、やりがいや達成感など自分の内側から生まれるモチベーションのことです。

勉強を頑張ったことで生まれる成績の向上や資格取得などの目標達成を目指したモチベーションは、「勉強しなさい」と誰かから強制されることなく、自分から率先して行動することで生まれます。

次に外発的動機付けは、お小遣いアップや欲しいものを買ってもらえるなど、外部からの働きかけにもとづくモチベーションことです。

勉強を頑張って報酬を得ることができればそこで勉強を頑張る理由がなくなってしまうので、高めるのであれば内発的動機付けを高めるようにしましょう。

勉強のやる気を引き出す「モチベーションマネジメント」

モチベーションマネジメントは、先ほどお話しした内発的動機付けを高める方法の一つです。

高い意欲を持って勉強に取り組むことができるようにモチベーションを高めて、内発的動機付けを維持することができます。

モチベーションマネジメントは、会社が社員に対して行うことで生産性を上げて離職率を下げることが狙いで行われますが、学生にも応用することができます。

学生が自分自身にモチベーションマネジメントを行う際は、以下の3点に注目します。

  • 1,自分がどのくらい勉強に対してモチベーションがあるか状況を把握する
  • 2,無理のない範囲で実現可能な目標設定をする
  • 3,自分自身に正当な評価を与える

勉強のモチベーションを上げるには、まず今の自分がどのくらい勉強に対してモチベーションがあるのかを冷静に分析してみましょう。

わからないこと、悩んでいることは自分の中だけで解決せずに、先生や親に相談して自分とは違う見解の意見を聞いてみましょう。

自分がどれくらいモチベーションがあるのか把握したら、次に無理のない範囲で頑張れば実現することができる目標を立てます。

最後に目標を達成したら、勉強を頑張った自分を認めるようにします。

勉強のモチベーションが下がる原因を取り除く

モチベーションマネジメントを成功させるためには、勉強のモチベーションが下がる原因を取り除く必要があります。

  • 目標を設定していない
  • 設定した目標が高すぎる
  • 自己評価が低い

設定する目標は、自分にあったものである必要があります。

目標を設定しなければ何をしていいのかわからなくなるので、モチベーションが下がる原因になります。

目標が高すぎても、どんなに頑張っても成果が出ないことでモチベーションが下がる原因になってしまいます。

最後に自己評価が低すぎるのも、勉強のモチベーションが下がる原因になってしまいます。

「どうせ自分なんて…」「このレベルもできないなんて」と自分を卑下することなく、また誰かと比べることなく、あなたのための勉強・目標であることを意識するようにしましょう。

そして勉強できたこと、目標を達成できたことに対して自分を十分に褒めて認めるようにしましょう。

勉強のやる気を維持する心理的な3つの習慣

モチベーションマネジメントは、モチベーションを下がる3つの原因を取り除いてから行うことが大切です。

では、モチベーションマネジメントで勉強のやる気を高めて維持するためにはどうすればいいのでしょうか?

ここからは3つの勉強のやる気を高めるモチベーション維持方法をご紹介いたします。

1.勉強をする目的を明確にする

先ほどから繰り返しお話ししているように、勉強することに対する目標を決めることは非常に重要です。

学校の自習時間に担任の先生から「自由に勉強して過ごしなさい」と言われても、何の科目をどこまで勉強すればいいのか決められていなければ、モチベーションが下がります。

勉強することに対する目標を設定することで、自分がどこまで頑張ればいいのかゴールを決めることができるので、モチベーションを高めて維持することができるようになります。

2.自分のレベルにあった学習スケジュールをたてる

目標を決めたら勉強を始めていきますが、1日は有限で1日の中で勉強以外にしなければいけないことが多いので、毎日の学習スケジュールを決めるようにしましょう。

この時、時間が許す限り勉強できるようにスケジュールを立てるのではなく、休憩時間のことを考えて、余裕を持った学習スケジュールを立てるようにしましょう。

また、学習スケジュールは目標達成のために立てますが、自分のレベルにあった学習スケジュールにするようにしましょう。

3.勉強に取り組む自分を認める

目標を設定して、学習スケジュールを立てたら、あとはスケジュール通りに勉強をしていきます。

しかし体調不良や急な予定が入ったなどで、予定通りに勉強できないこともあるでしょう。

この時、スケジュール通りに勉強できなかった自分を責めるのではなく、これまで目標達成に向けて勉強を頑張ってきた自分を認めるようにしましょう。

まとめ

動機付けとなるモチベーションは、精神論だけではなかなか高めることができません。

勉強のやる気を高めてモチベーションを維持するためには、自分のレベルにあった目標や学習しスケジュールを立てて、勉強を頑張る自分を認めることが大切です。

テストや成績は数字で明確に勉強の成果が表されますが、結果だけではなく目標達成に向けた自分を誰かではなく自分が認めるようにしましょう。